JICA海外協力隊ってお金もらえるの?隊員のお金事情をリアルに紹介!

生活

こんにちは、ナギです🌞

この記事では、『JICA海外協力隊のお金事情について』、現在ホンジュラスで協力隊として活動している私が、実際のお金事情をリアルに紹介します!

はじめに

「協力隊ってボランティアでしょ?」「生活費は自腹なの?」「現地でどうやって暮らしてるの?」
そんなふうに、青年海外協力隊に興味があっても、“お金のこと”ってなかなか見えてこないですよね。

結論、協力隊はお金の心配がいらないボランティアです。

無駄遣いしなければ、お金を貯めることだって難しくありません!!

実際私は、貯めたお金で任国外旅行に行くことができました✈️✨

ということで、JICAから支給される手当や現地での生活費について解説していきます✏️

協力隊でもらえるお金は?手当の種類を解説!

まず、JICA海外協力隊はボランティアなので給料はありません

しかし!お金はもらえます💰

それはどういうことかというと・・・

JICAから生活を支えるためのさまざまな手当が支給されるのです!!

細かく分けると様々ありますが、大きくは2つです。

①日本円で支給される国内手当
②現地の通貨で支給される現地生活費

国内手当

「国内手当」とは、本邦支出対応手当、②経験者手当(該当者のみ)、③協力活動完了金の3つを指します。

現地業務費とは別に、日本国内の口座に振り込まれるお金です。

国内手当は、全ての協力隊員に支給されるわけではなく、それぞれ要件に合致している隊員に支給されます。

それぞれ解説していきます🔽

①本邦支出対応金

対象:無職または無給休職者であって、派遣期間の開始日の前日に65歳未満の隊員

40,000/月 ×派遣前訓練期間

55,000/月 ×派遣期間

毎月20日に日本国内の銀行口座に振り込み。

現職参加など、派遣期間中有給で休職する隊員は対象外です。

②経験者手当

対象:シニア案件に派遣される隊員。

20,000円 /月 ×派遣期間

毎月20日に日本国内の銀行口座に振り込み。

③協力活動完了金

対象:無職または無給休職者であって、派遣期間を満了したとJICAが認める隊員

20,000円 /月 ×派遣期間

帰国時に一括で国内口座に振り込み。


例えば、私の場合シニア案件ではなく一般案件での応募&前職を退職して隊員に参加しています。

よって、2年間の任期を満了した場合は①③の手当の支給の対象になります。

①本邦支出対応金:55,000円 × 24ヶ月= 1,320,000
③協力活動完了金:20,000円 × 24ヶ月 = 480,000  (※②経験者手当は、対象外。)

合計1,800,000円が国内手当として、振り込まれます。

私の場合、国民年金の任意加入もしていないため、赴任期間中の国内の支出は、ほぼありません。

旅行などで日本のクレジットカードを使った時くらいです。

国内手当にはできるだけ手をつけない!」というマイルールのもと、貯金に励んでいます。笑

前職を退職せず休職し参加する隊員は、①本邦支出対応金55,000円を、各種税金や年金の支払いに充てています。

現地生活費

こちらは任国、つまり現地で必要となる生活費の手当です。

これは、各国の物価にあった金額が定められており、国ごとに金額が異なります。

例えばホンジュラス🇭🇳の場合は、月680ドル(2025年現在)です。

この生活費は、任地の人たちの生活レベルと比較すると、かなり高めに設定されています。

ほとんどの隊員が余裕を持ってやりくりできる金額です。


ホンジュラスでの生活費について

ホンジュラスでは、ホームステイ先に払う家賃は現地生活費とは別にJICAから支給されます。

ホームステイなので、日用品のほとんどは家族と共有して使っているので、そのお金もほぼかかりません。

つまり、現地業務費から支払うのは食費と娯楽費くらいです。笑

ホンジュラスの物価は、日用品は日本と同程度ですが野菜や果物は安いので、自炊すればかなり節約できます!

国や地方の発展具合によっても異なりますが、私の任地は大きくもなく小さすぎない田舎町。

娯楽が少ないので、任地にいればマジでお金は使いません。

たまに首都にいって外食したり、旅行に行ったりすると出費にな離ますが、その程度。

「今月はかなり贅沢したな〜」という月でも支出は5万円ほどです!

参考までに、とある月の私の家計簿✏️

・食費 7,000円
・日用品 3,000円
・交通費 1,200円
・交際費 3,000円
・ネイル代 2,500円
・旅行 12,000円

・首都での外食 4200円
・通信費 1,200円

合計 34100円

この月は、家族や友達の誕生日プレゼントを買ったり、旅行に行ったりしたので、わりと支出が多い月だったのですが、この値段です。

月の現地生活費が680ドルなので1ドル150円で起算すると、102,000円分の手当なので、約3分の2は余ることになります💰

毎月現地生活費のうちの3分の1は安定して貯金できていますし、半分貯金できる月も多いです

この前の休暇でペルーとボリビアに20日間任国外旅行に行ったのですが、費用は全て現地業務費の貯金で賄えました✈️

日本から旅行したら、100万円近くかかる南米旅行に手当の貯金で行けるなんて夢がありますよね🌎✨

まとめ:協力隊は「お金に困らないボランティア」

青年海外協力隊は、一般的なボランティアと違って、きちんと生活できるだけの手当と支援がある制度です。

・生活に困らない手厚い手当
・現地での生活費はあまりかからない
・貯金も可能💰


「お金が不安で協力隊に踏み出せない…」という方も、ぜひ安心してチャレンジしてみてください!

コメント