【体験談】ホンジュラスの治安は危険!?女性でも安全に過ごせる?

生活

こんにちは、ナギです🌞

この記事では、実際にホンジュラスに住んだ私が感じた「治安のリアル」を紹介します✏️

ホンジュラスの一般的な治安について【2025年版】

現在、中南米の多くの国や地域に隊員が派遣されています。

そして、残念ながらホンジュラスはその中でも【治安が悪い国】に該当します・・・。

国際的な犯罪率ランキングでは上位に入ることが多く、過去には“世界で最も危険な国”と呼ばれた時期もあります

でも!!!実際には、地域によって治安状況は大きく異なり、「どこで」「どんな風に」生活するかによって、安全度はかなり変わってくるのです!


1. ホンジュラス全体の治安状況

ホンジュラスは殺人発生率が高い国として知られていますが、その多くは麻薬関連の抗争やギャング(マラス)によるもので、特定の地域・層に集中しています。

テグシガルパ(首都)やサン・ペドロ・スーラ(第2の都市)などの大都市は、スラムや治安の悪い区域が混在しており、場所によっては日中でも注意が必要です。

Screenshot

一方で、観光地や地方の小さな町・村では、比較的穏やかに生活できる場所も多いです。特に協力隊が派遣されるような田舎の地域では、暴力的な犯罪は少ない傾向にあります。


2. よくある犯罪と注意点

  • スリ・ひったくり・置き引きは都市部で多発。市場やバスターミナルでは特に注意。
  • 武装強盗もあり、夜間の外出やタクシー利用時はリスクが高まる。
  • 詐欺やぼったくりも稀にあるが、現地の人と一緒に行動していれば防げることが多い。

隊員は、都市部ではUberのタクシーを利用することが義務付けられています。

  • 女性は特に性被害に対する警戒が必要。露出の多い服装や一人歩きは避けるのが基本。

3. 治安悪化の背景

ホンジュラスでは長年にわたり、貧困・失業・教育の機会不足・麻薬密輸ルートの存在が治安の悪化につながっています。

一部の若者はギャング組織(例:マラ・サルバトルチャMS-13、バリオ18など)に取り込まれてしまうケースも・・・😭

ただし、こういった問題は観光客や外国人に直接関係することは少なく、きちんと対策して生活すればトラブルを避けることは十分可能です。


協力隊員の生活圏とその治安

さて、上記の情報でなんとなく不安になってしまった・・・、という方もいるかもしれません😂

しかし!!

協力隊員は、麻薬関連の抗争が起こる場所やギャングのいる地域には派遣されません!!

隊員が派遣される地域は、都市部ではなく田舎の比較的安全な地域です。

気をつけて行動していれば、「女性だから」と特別危険な目に遭うことは、ありません。

私の任地も首都からバスで約3時間半の場所に位置しており、ゆったり落ち着いた雰囲気の町です。

🔽中心部の大通り

🔽学校までの通勤路

日中の外出は徒歩移動が可能ですし、身近な人で犯罪に巻き込まれたという話も、今のところ耳にしたことがありません。

だた、日本とは異なり、窓には基本鉄格子がついていますし、日が暮れた後に歩いている人はほぼいません。

あと道端に酔っ払いが寝ています

ホストファミリーからも「夜の独り歩きは絶対にダメ」と言われています。

ただ、安全面については地域差もあります。以前、別の隊員の任地に遊びに行ったことがあるのですが、日が暮れた後も町の中心部は明るく、人通りもあり、徒歩での移動が可能でした。

私の任地は隊員の任地の中でも田舎の方なので、ホストファミリーや配属先の人に聞いてみると良いですね💡

住居についても、JICAの厳しい安全基準をクリアした物件に入居します。JICAのスタッフの方が、実際に任地まで足を運んで確認してくれているので安心です🏠

現在ホンジュラスでは、治安の問題で基本的にホームステイとなっているので、女性でも安心して暮らせます✨

🔽住居事情については、こちらの記事をご覧ください。

私は現在、ホンジュラスの地方都市に住んでいますが、基本的な注意点を守っていれば安心して暮らせる場所だと感じています。

・夜間の外出は避ける

・スマホを不用意に見せない

・地元の人のアドバイスをよく聞く

・情報収集をきちんと行う

こうした行動を意識するだけで、リスクはかなり減らせます

そして何よりありがたいのが「周囲の目👀」です。

地方の小さな町なので、基本的に町の人はみんな知り合い。アジア人は目立つので危険、ではありますが、逆に言えば「小学校で働いている日本人のナギ」というのは、町でちょっとした有名人です。笑

特に私の活動校は、2校で合計約1400人もの子どもが通うマンモス校。道を歩けば、そこらじゅうから「ナギー!!」と声をかけられます。

子どもだけでなく、店のおじさんや知らない人からも「ナギー!」と呼ばれます。笑

そんな目立つ存在であるから、人通りの多い場所ではいつも周囲が見守ってくれている感覚があります。「ちょっとその辺で話す人」を作るのは、防犯にもつながると、私は思っています✨

🔽仲良しの八百屋のおじちゃん

1年半生活していますが、幸い犯罪には巻き込まれることなく過ごせています。


まとめ:治安は「悪い」けど、「危険=毎日が命がけ」ではない

・夜間の外出は避ける
・スマホを不用意に見せない
・地元の人のアドバイスをよく聞く
・情報収集をきちんと行う

・任地で交友関係を広げる

ホンジュラスの治安は確かに日本とは全く違い、油断はできません。でも、それは正しい情報と備えを持っていれば、リスクをコントロールできるということでもあります。

協力隊としての活動や生活に不安を感じるかもしれませんが、現地の人たちはとても温かく、支えてくれる存在です。恐れるばかりではなく、正しい知識と行動力で、ホンジュラス生活を安全に楽しみましょう!

それではまた、Adiós👋

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