こんにちは、ナギです🌞
今日で県の算数研修会の第1タームが終了しました!
県の算数研修会の運営方法は、自治体によってかなり異なります。
JICAのボランティアが、主体となることもあるそうですが・・・
私の配属されているラパス県では、県の教育事務所が中心となって運営しています。
ラパス県算数チーム
現在のラパス県の教育事務所長はかなりやる気のある方で、半年前に私が赴任した当初から「市だけではなく、県の研修会を実施したい。」と仰っていました。
そして、年度が変わった2月に県の算数チームが発足したのです。素晴らしい!!
この算数チームのメンバーが指導者となり、研修会を行います。
以前JICAの算数プロジェクトに参加していたメンバーが中心となってチームが構成されているため、これまでJICAが普及させてきた知識や指導方法を熟知しています。
そのチームメンバーのほとんどは、中学高校の教員の先生方です。
月から木曜は、学校で働きながら研修会の準備をし、金曜日は朝5時に出発し研修会の実施と、かなりハード。
しかも何の手当も出ないので完全にボランティア。(正直私だったら、絶対やりたくない・・・)
それでも、「算数教育の発展のために」と志の高い先生たちばかりで本当に尊敬します。
研修会の内容
研修会では、【先生たちが小学校高学年の内容を勉強】します。
日本だったら考えられないことですが・・・
ホンジュラスでは、先生たちが算数の知識を十分に持っていないのです。
大卒じゃないと先生になれないはずなのに・・・
普段どうやって授業してるんだ・・・
と謎ばかりですが😭
校内研究などがないホンジュラスでこのような学びの機会はとても貴重。
参加している先生たちも、真剣に学んでいます。
現地の人たちで運営すること
今回研修会に参加しながら、つくづく感じたのは「現地の先生たちを動かすこと」の重要さ。
県レベルでの大規模な研修会は、ボランティアの力ではどうしても限界がある。
会場の手配、昼食(間食も笑)の準備、その費用の申請、交通手段の手配・・・
こりゃあ私にはできない。笑
もちろん言い出しっぺになって、巻き込みながら実施することはできるだろうけど、その労力を想像しただけでお腹痛くなる。笑
だからこうして、県の教育事務所か積極的に動いてくれるのは本当にありがたいこと。
私たちの任期は2年だけど、その後も現地の先生たちで継続していけるような活動にしたいな〜と思ったのでした。
Adiós👋