こんにちは、ナギです🌞
今回は、「協力隊合格までの道のり③〜面接編〜」です。
(以前の投稿は、こちら👇
1次選考の結果発表後に、面接の日程が通知されます。
面接は、『人物面接』と『技術面接』の2回に分かれています。
いずれもWEB面接で、zoomを使用して実施されました。
私は、人物面接は休日、技術面接は平日の日中でした。
平日は仕事があったため、年休を2時間使用して一度自宅に帰って面接を受けました。
人物面接
人物面接では、【協力隊としての適性】を判断するため、さまざまな観点から質問されます。
【実際に聞かれた質問】
・名前の確認
・志望動機
・応募調書に「教員経験が少ない」と書かれているが、どんなことができるか
・周りからどんな人間だと言われるか
→それは何故だと思うか
・SDGsなどの指導経験はあるか
・インドで学んだことは何か(インドに旅行した話をしたら、聞かれました)
・苦手な人はどんな人か
・学年主任の先生や周りの先生と、どのように授業づくりをしているか
・何ができるか、どんな風に活動していきたいか
・帰国後10年後、20年後のプランについて
・最後に何か言いたいことはあるか
面接官は、中年の男性2人で非常に温かい雰囲気だったのでリラックスして臨むことができました。
面接、というよりおしゃべりするような感じでした。
技術面接
技術面接では、応募調書に記載した要請内容と照らし合わせて、技術的合成を問う質問が中心となります。
【実際に聞かれた質問】
・志望動機を簡単に
・指導が得意な教科は何か(→図工と答えました)
・授業では、どんなことを心がげているか
・子どもの中で技術差がある場合はどうしているか(図工や体育で)
・他に得意な教科はあるか(→算数)
・任国ではなかなか物(教具)が揃わないが、どうするか
・教材を作った経験はあるか
・高学年の指導はできるか
・低学年はどうか
・途上国では高学年でも基本的なことができない場合が多いが、どうするか
・指導において何を大切にしたいか
・なぜこの3つの要請を希望したのか
・何次隊でもよいか
・ホームステイでもいいか
・希望の語学はあるか
・中南米以外の派遣でも大丈夫か(希望が全て中南米だったため)
こちらは、女性の面接官2人でした。
人物面接での質問は、応募調書の内容が中心でしたが技術面接では応募職種に関することを詳しく質問された印象です。
とはいえ、日々の業務の中で大切にしていることや教育に対する思いを素直に答えられれば、問題ないと思います。
当時、小学校教員として働いていたため実際の経験談を交えて話しました。
面接のポイント
私が実際に面接を受けて感じたのは、「やる気を伝えること」「希望は素直に伝えたほうがいい」ということです。
経験や技術よりも、「協力隊に参加したい」という気持ちの方が重要視される気がします。
実際、派遣されてから約10ヶ月が経った今、改めてそう感じます。
基本的に協力隊の活動は、自分の思い描いていたようには進みません。
言葉もうまく伝わらない、考え方も文化も価値観も何もかも違う場所で活動しなければなりません。
それなりにストレスも溜まります。
そんな時に
JICAとしても隊員1人派遣するのに、莫大な費用がかかっています。
途中で任期短縮して帰国する、では困るのです。
【任地で2年間活動できる】ことが、第一に求められているのではないかなと感じます。
伝えた希望が全て通るわけではありませんが、「語学」と「希望隊次」については正直に伝えました。
語学については、帰国後国際協力の道に進むことも考えているので汎用性の高いスペイン語を学びたいということ。
また希望隊次は、どの隊次でも良いが3月末で退職するため、できれば1次隊が良いことを伝えました。
やっぱり自分の希望とあまりにもかけ離れているとモチベーションも低下してしまいますよね。
なので、希望についてはある程度伝えた方がいいかなと個人的には思います。
どんな観点で評価しているかは、JICAのホームページにも記載されているのでご覧ください👀https://www.jica.go.jp/volunteer/outline/publication/pamphlet/crossroad/202202/pickup_02_24/
面接を控えている方、協力隊に応募してみようかなと考えている方の、参考になれば嬉しいです🌱
それではAdiós👋
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