こんにちは!ナギです🌱
休暇を利用して、同期隊員とホンジュラスの国内旅行に行ってきました!
行き先は、ホンジュラス唯一の世界文化遺産『Copán ruinas(コパン・ルイナス)』です。「ruinas」はスペイン語で「遺跡」、直訳すると「コパンの遺跡」となります。
5〜9世紀ごろに栄えた古代マヤ文明の遺跡の一つで、神殿や石碑などが良好な保存状態で残っています。
マヤ文明の遺跡というと、お隣のグアテマラのティカル遺跡などが有名です。しかし、遺跡の規模では劣るものの、コパン遺跡ではマヤの神聖文字が刻まれた石碑が風化せずに美しい状態で残っているのが特徴です!!
そんなコパン・ルイナスは、ホンジュラス西部のグアテマラとの国境近くに位置しています。
首都のテグシガルパからは、バスで約8時間。
通常は、北のサン・ペドロ・スラで乗り換えるルートですが、今回は、途中で同期の任地であるGracias市に一泊して向かいました。
市内からタクシーで約5分ほどでコパン遺跡に到着します。
入場料は、1人150レンピーラ(約900円)・・・ですが、これはホンジュラス人料金。
外国人だと1500レンピーラ(約9000円)と10倍の値段!!
協力隊員には、ホンジュラス在住を証明する身分証明書が発行されるため、ホンジュラス人料金でOK👌
これは嬉しい〜! 役所の都合で、まだ身分証が発行されていない同期は外国人料金を払っていました・・・可哀想に😂
さて、遺跡に到着すると現地のガイドさんたちが「コンニチハ」「アリガトウ」などと日本語で話しかけてくれます。
これはホンジュラスでは、滅多にないこと!!
不思議に思ったのですが、どうやらコパン遺跡の保全や研究のために日本が技術協力を行なっていたそうです。
ろくに下調べもせずに来てしまったため、ガイドさんに案内をお願いしました。
料金は、約2時間で35ドル(レンピーラでも支払い可)
なんと、このガイドさんコパンのロイヤルファミリーを先祖に持つ方で、第一言語がマヤ語!!
マヤの言葉や神聖文字の意味など、丁寧に教えてくれました。
それぞれの遺跡に説明書きがないため、ガイドさんがいなければ、遺跡の意味も分からずなんとなーく見るだけになっていたと思います😂
観光の際は、ガイドをつけることをオススメします!
⬅︎マヤのカレンダー
1ヶ月20日間 × 18か月 + 5日 = 365日
を表しています。
⬆︎トンネル内にある王の水洗トイレ
➡︎神殿 格段に神聖文字が彫られている
使われている石は、すべて人が背負って運んでいたそうです。凄すぎる・・・
1レンピーラ札の裏には、コパン遺跡が描かれています。
別れ際にガイドさんが、「これで毎日コパンが見られるよ」と言ってくれました。
地下に巨大なトンネルがあったり、雨水を川に流すための水路があったりと、その高度な技術に圧倒されました。
また、遺跡の周りは森になっていているため、静寂の中でマヤの遺跡をじっくりと味わうことができます。
ホンジュラスに訪れた際には、是非足を運んでほしい場所です!!
読んでいただき、ありがとうございました✨