こんにちは、ナギです🌞
ホンジュラスに来て約10ヶ月・・・
もう本当にいつまで経っても嫌なことは、
異質なものを見るような目で見られること。
メスティーソと呼ばれる、アメリカ先住民とヨーロッパ人の祖先の混血の人たちが9割を占めるホンジュラスでは、目や肌の色が違うことは珍しいことではない。
が、アジア人は別。
赴任した当初、私は街で唯一のアジア人。
歩いているだけで頭の先からつま先まで、まるで宇宙人でも見るかのような目でジロジロと見られる。
「ねぇ、見て、中国人がいるよ。」と囁かれる。
「チノ(中国人)」と言われる。
これが本当に嫌で、歩くのが苦痛。
外に出たくない。
ラテンアメリカだけど、シャイで温厚なホンジュラス人。
アジア人の私に対して「どこからきたの?」とか、話しかけるわけでもなく、ただ不審そうな顔でジロジロ見るだけ。
もちろんホンジュラス人も悪気があるわけではなくて
「チノ(中国人)」と言われるのも、親しみを込めての挨拶。
自分が来たくてホンジュラスに来ているんだし、文句を言ってはいけない。
わかっているけど、私だって人間だし、やられて嫌なことだってある。
ジロジロ見られるのは、あまりいい気持ちはしない。
今となっては、自分の生活圏内では「中国人」ではなく「日本人のナギ」として認識されているけど
一歩山間部に入れば別。
中国人に逆戻り。
ジロジロ見られるのはいいとして、挨拶を無視してくる人がいるのは本当に解せない。
笑顔で挨拶しても、コソコソ言われる。
「ちょっと待てお前ぇぇぇぇ!」
「挨拶されたら笑顔で返すって、学校で先生に教わらなかったのかぁぁぁああ!?」
と、言いたい。笑
言わないけど。笑
自分の情緒が乱れている時は、ジロジロ見られるのさえ嫌。
「ジロジロみんなっ!私は宇宙人じゃねぇぞ!!!くそー!」
って、心の中で言う。笑
そんでズンズン歩く。
ただの変人でしかないけど、途上国で生きるストレスを跳ね除けるためには、
時に変人になることも必要なのです。
おしまい
コメント