【JICA海外協力隊】私が遠距離恋愛を乗り越えた方法

生活

はじめに

2年間という長い時間を途上国で過ごすJICA協力隊。

現地での生活に加えて、その恋愛事情も気になるポイントの1つなのではないでしょうか。

私も、派遣前は「2年間恋愛ゼロ生活なのかな〜」なんて思っていましたが・・・

そんなことはありません!!

協力隊員とて人間。20代30代の独身隊員は、みんな普通に恋愛しています🩷笑

日本より出会いは少ないですが・・・

私も普通に恋愛していた独身隊員の1人なのですが、2年間国際遠距離恋愛をしていました🌎✨

先日任期を終えて帰国し、同時に無事に遠距離恋愛も終了しました〜🩷🌎

イェーイ✨

私は、他国の同期隊員との遠距離恋愛でした。

そう、俗に言う駒ヶ根マジックです。笑

「駒ヶ根マジック」とは・・・
駒ヶ根訓練所で出会って付き合うカップルのこと。

二本松訓練所の場合は「二本松イリュージョン」
付き合っても、派遣後すぐに別れるのでマジック・イリュージョンと呼ばれている。

隊次によって誕生するカップルの多い少ないはあるそうですが、どの隊次でもマジックやイリュージョンがあるそうです🙌笑

付き合ってすぐに国境を越えた遠距離恋愛になる隊員カップルですが、今はオンラインで簡単に繋がれる時代✨

「どうせすぐに別れる・・・」と悲観的になる必要はありません!!

この記事では、実際に2年間遠距離恋愛をした私の経験をもとに『遠距離恋愛』を乗り越えるコツについて、紹介していきます✏️

コツ①こまめに連絡をとる

遠距離恋愛では、頻繁に会うことができないので、こまめな連絡はとっても大切🙆‍♀️

派遣されて最初のうちは、慣れない環境で不安やストレスがつきまとうので、愚痴を吐いたりと同じ環境で頑張っている相手がいるのは、とても心強いと思います。

しかし半年後、1年後とだんだん任地での生活に慣れてきた頃が注意⚠️

活動も楽しくなってきて、友達もできて、こまめに連絡を取らなくなると・・・

「どうせ〇〇に話しても分からないからいいや〜」と、どんどんお互いのことを話さなくなって、心の距離が離れる原因になりかねません😱😱

私はそうなってしまうのが1番嫌だったので、その日の活動のこと、食べたもの、嬉しかったこと、悲しかったこと・・・

くだらないことも全部報告しあっていました✨

チャット、電話、ビデオ電話、と連絡を取る手段はたくさんありますが、

特におすすめしたいのが、オンラインデート!!

ビデオ通話で、時間を合わせて一緒にご飯を食べたり、たまに同じものを食べたり笑、再生時間を合わせて映画やドラマを見たり・・・

顔を見て話せるだけで、何だか一緒にいるような気分を味わえるんですよね〜

そんな自分がピュアすぎる笑

途中で停電になってデートが強制終了になったのも、今ではいい思い出です😂

コツ②写真をたくさん送る

言葉で説明するより、パッと写真で見た方が断然わかりやすいですよね!?

どんな場所に住んでいるのか、どんな人たちと生活しているのか、どんな環境で活動しているのか・・・

これを写真で見て、お互いの環境を理解するだけで、相手の話に対する解像度がグッと上がると思います!!

自分たちは、協力隊生活の記録も兼ねて、その日の写真にコメントをつけてラインのアルバムにアップしてました📱

「今日こんなことしたんだな〜」って分かるから、会話の幅も広がったかなと思います💭

コツ③不満を溜め込まない

協力隊員同士の遠距離恋愛の場合、会えるのは半年(もしくはそれ以上)に一度、任国外旅行の時のみです✈️

何か不満に感じることやモヤモヤしたことがあっても「まぁ今度あった時に話せばいいか・・・」だと、不満は溜まる一方です😭

知らず知らずにのうちに不満が蓄積されて、気がついたら相手への気持ちが冷めきっている・・・なんてことも💔😱

そうならないために、ちょっとでも気になることがあったらすぐに言うこと!!

それで喧嘩になることもたくさんあったけど、きちんとお互いが納得するまで話し合っていたから、不満を溜め込まずに済んだかなぁって思います💡

どうしても分かり合えなくて、腹が立ってしょうがなくて「バーカ!!」とスマホに叫んで電源を切った日もあったけど笑

話し合えるって大切です🙆‍♀️✨

コツ④ゴールを決める

ゴールを決める、つまり【2人の遠距離恋愛の終着点を決める】、これはめちゃくちゃ重要です!

遠距離恋愛をする上で、やはり一番辛いのは簡単には会えないことです😭

日本国内の遠距離ならばサプライズで会いに行く、というのもできますが、

隊員の場合は、JICAの規則があるため、泣こうが喚こうが、半年以上は絶対に会えません。笑

そんな辛い遠距離恋愛も『2年間』と、終わりが見えているから、頑張ることができます。

そして、その2年間が終わった後、任期を終えて帰国した後に、「一緒に住むのか」「結婚するのか」・・・今後のプランを決めておくことで、遠距離を頑張るモチベーションになります!

逆に帰国後の2人のプランが見えないまま付き合っているのは、ゴールのないマラソンを走るのと同じ!!

「あと何キロでゴール」、と分かっているから、マラソンも頑張って走ることができますよね。

遠距離恋愛が終わった後どうするか、という話をしておくのも大切です🩷

コツ⑤将来の話をする

これは、『④ゴールを決める』と共通するところもありますが・・・

「将来何がしたいのか」、「また海外で働きたいのか」、「結婚願望はあるのか」、「子どもは欲しいのか」、「人生でこれだけはやりたい譲れないことはあるか」・・・などなど。

ここを擦り合わせておくことで、2人の将来を具体的にイメージすることができるかな〜と思います💭

反対に、ここで人生の方向性が全く違う人とは、遠距離して付き合っている必要ないのでは?と思ってしまいます・・・😂

貴重な人生の時間は浪費したくない

『この人となら、ずっと一緒にいれるな』と思えたら、遠距離頑張る価値アリ🌎🩷

2年間の遠距離恋愛を振り返って

さて、2年間の遠距離恋愛を振り返って・・・

半年に1度、2年間で3回、合計40日しか会えないと言うのは、もちろん辛い時もあったけど

その分、一緒にいる時間を目一杯大切にすることができたし、会えない期間が長かったからこそ、めっちゃ強い絆ができたなぁって感じています!!

それに2年間の遠距離を一緒に乗り越えることができた!っていうのは自信になったし、これから先「遠距離頑張れたから何でもかかってこい」の無双モードになれる気がする笑

何より、一緒に頑張ってくれた相手に感謝の気持ちでいっぱいです✨

周りの友達は働き盛り、結婚ラッシュなど人生の転換期を迎えがちな20代後半のこの2年間に、『途上国にボランティアに行く!』って言う、キテレツな選択をした私だったけど、同じ志を持った相手に出会えて、あーだこーだ言いながらも、支え合って、楽しく2年間の任期を全うできたことは、自分の人生の財産だなぁって思います✨

だから私は、2年間国際遠距離頑張って良かった〜!って心の底から思います!!

まとめ

コツ①こまめに連絡をとる
コツ②写真をたくさん送る
コツ③不満を溜め込まない

コツ④ゴールを決める
コツ⑤将来の話をする

私たちは、訓練期間中、退所後を含めて6組のカップルが誕生するという、マジシャンの多い隊次でした。笑

2年間の中で別れてしまったカップルもいれば、続いている人もいます。

すでに帰国して結婚した人も👏 おめでたい〜👏

つまり、どんなに離れていたって、どんなに時差があったって、結局はその人たち次第!!笑

今は、簡単に連絡取れるし、ビデオ通話もできる時代です🌎

昔と違って「必ずしもマジックやイリュージョンになるとは限らない!!」というのが持論です。笑

何より大切なのは、相手をリスペクトすること、相手の気持ちに寄り添うこと❤︎

遠距離恋愛であっても、なくても、大切なことは同じ✨

これから遠距離恋愛をする人、今遠距離恋愛を頑張っている人の励みになれば、嬉しいです🙌

それではまた、Adiós👋

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