【中南米】ホンジュラスってどんな国?〜私の任国を紹介します〜

生活

こんにちは、ナギです🌞

いよいよ任期も残り半年を切りました〜!

ということで今更ですが私の住むホンジュラスについてご紹介します🌏✈️💫

ホンジュラスってどこ?

ホンジュラスへの派遣が決まった時、ほぼ全員に聞かれた質問。笑

「ホンジュラスってどこ?」

日本で暮らしていたら、ほとんど耳にすることがない国名でしょう。

さてさて、どこにあるかというと・・・

「北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の繋ぎ目」「メキシコの下の方」

といった感じでしょうか?笑

地図で見るとこのへんです。

日本から約12625km離れた場所に位置しています。直行便はなく、アメリカで乗り換えが必要になります。日本〜アメリカ間の移動が約13時間、アメリカ〜ホンジュラス間の移動が約4時間なので、合計で約17時間の移動を経てホンジュラスに到着します。

👆こちらは、ホンジュラスとその周辺国の地図です。

ホンジュラスは北をカリブ海、南は太平洋に面しています。東はニカラグアと、西はエルサルバドル、グアテマラと国境を接しています。

面積

ホンジュラスの面積は約 112,492 km² で、日本の面積 約377,975 km² と比べると、ホンジュラスは日本の約3分の1の大きさ です。

中米の近隣国の中では面積が大きい方です。

国土の約70%が山地となっており、平地が少ないという面においては日本と似ていますね。

鉄道は無く、主な移動手段は車です。

高速道路もなく、山道が多いので移動にはなかなかの時間がかかります。

高速バスや電車でピュ〜っと移動できる日本のありがたさを感じます。

人口

ホンジュラスの人口は近年増加傾向にあり、2022年には約1,043万人と報告されています。mofa.go.jp

人口の年齢構成に関しては、2025年時点で以下のように予測されています。population-pyramid.net

  • 若年人口(0~14歳): 約3,330,663人(総人口の30.26%)
  • 労働年齢人口(15~64歳): 約7,175,290人(65.20%)
  • 高齢人口(65歳以上): 約499,899人(4.54%)

これらのデータから、ホンジュラスは若年層の割合が高い国であることがわかります。

ホンジュラスの平均寿命はというと、2020年の世界保健機関(WHO)のデータによれば、男性が70.7歳、女性が73.2歳、全体の平均で71.9歳となっています。worldlifeexpectancy.com

この数値は、世界平均と比較するとやや低めで、世界の平均寿命ランキングでは111位に位置しています。eleminist.com

でも、90歳前後の長生きのご老人も多くいらっしゃいます。一方で、若くして交通事故などで亡くなる方も多いので、平均寿命も低くなっているのではないかと思います。

過去数十年にわたり、ホンジュラスの平均寿命は着実に向上しています。1980年には約60.5歳でしたが、2018年には72.8歳に達しています。ecodb.net

気候

ホンジュラスの気候は熱帯性気候が基本です。四季はなく、雨が多く降る雨季とほとんど降らない乾季に分かれています。

緯度でいうと、だいたいフィリピンやベトナムと同緯度に位置しているので、東南アジアに旅行したことがある方は、だいたいどんな気候なのかイメージしやすいと思います。

「カリブ海と太平洋に面した南国」をイメージするかもしれませんが、前述の通り国土の約7割が山地であるため、標高や地形によって気候が異なり、主に3つの気候区分に分類されます。

1. 沿岸部(カリブ海側・太平洋側) 🌊🏝

気候:熱帯雨林気候(Af)・熱帯モンスーン気候(Am)

  • 気温:年間を通して 25~30℃ くらいで暖かい。
  • 降水量:カリブ海側(北部・大西洋側)は年間を通して雨が多い。特に9~1月は雨季。
  • 特徴:湿度が高く、ジャングルやマングローブ林が広がる。

📍 代表的な都市・地域

  • ラ・セイバ(La Ceiba):エコツーリズムが盛んな港町。
  • ロアタン島(Roatán):ダイビングが有名なリゾート地。

2. 内陸部(高地・山岳地帯) 🏔

気候:温帯高地気候(Cfb)

  • 気温:標高が高いため、年間を通して 15~25℃ くらいで涼しい。
  • 降水量:5~10月が雨季、11~4月が乾季。
  • 特徴:比較的過ごしやすい気候で、コーヒー栽培が盛ん。

📍 代表的な都市・地域

  • テグシガルパ(Tegucigalpa):ホンジュラスの首都で標高約1000m。
  • マルカラ(Marcala):コーヒーの産地として有名。
  • コマヤグア(Comayagua):歴史的な街並みが残る。

3. 南部(太平洋側・低地) 🌅

気候:サバナ気候(Aw)

  • 気温:年間を通して 30℃前後 で暑い。
  • 降水量:乾季(11~4月)はほとんど雨が降らず、雨季(5~10月)はスコールがある。
  • 特徴:乾燥した地域が多く、気温が高いため夏はとても暑い。

📍 代表的な都市・地域

  • チョルテカ(Choluteca):ホンジュラス南部の主要都市。

私の任地は2の内陸部に位置するため、基本的に1年中半袖で過ごせるのですが、朝晩かなり冷え込みます。ユニクロのフリースにお世話になりっぱなしです。笑

また、最も寒いと言われるLa esperanzaという街では、最低気温が10℃を切ることもあるそうです。

以前派遣されていた隊員から、「電気毛布が必要!」という話を聞いたことがあります。

こんな具合で地域によって、かなり気候に差があります。

食事

ホンジュラス料理と言ったらフリホーレストルティーヤです。

トルティーヤはメキシコ料理などで、日本人にも馴染みがあると思います。トウモロコシの粉を水で練って焼いたものです。

主食はトウモロコシ、、、と言いたいところですが、フリホーレスの存在を忘れてはいけません!

フリホーレス無くしてホンジュラス料理は語れないのです🫘笑

フリホーレス(Frijoles) とは、スペイン語で「豆」を意味し、ホンジュラスをはじめとする中米の食文化に欠かせない食材です。主に 赤インゲン豆(Frijoles Rojos) が使われることが多く、さまざまな料理に取り入れられています。

赤インゲン豆は、見た目は日本の小豆にそっくりです!煮たり、潰してペースト状にしたりして食べます。しょっぱいおしるこしょっぱいあんこ、といった感じでしょうか?笑

家庭によって、玉ねぎやニンニクを入れたりと味付けが若干異なります。その点は日本の味噌汁のような感じですね!

そしてこれを、ほぼ毎日のように食べる!(特に朝食や夕食)、いや毎食と言っても良いでしょう。笑

日本人の中では好き嫌いが分かれますが・・・私は割と好きです。

流石に毎日食べると飽きてしまいますが😂

フリホーレスについては、こちらの記事でも書いているので、よろしければご覧ください🫘

言語

ホンジュラスの公用語はスペイン語です。

昔スペインの植民地だったので、中南米のほとんどの地域はスペイン語を話します。

スペイン語は、日本語と同じで母音が「a」「e」「i」「o」「u」の5つであるため、日本人にとって学習しやすい言語とも言われています。

同じスペイン語でもスペインで話されるスペイン語と中南米で使われるスペイン語では、「発音」、「文法」、「語彙」が少し異なります。

また、同じ中南米の中でもアクセントや語彙が異なるのです。笑

同じ単語でも全く異なる意味を指していたり、同じ意味の単語が何個もあったり・・・なんてことは多くあります。

例えば、ホンジュラスでは子どもや若者を指す言葉で「cipote(シポテ)」をよく使います。が、「niño(ニーニョ)」「chico(チコ)」も同様に子どもを意味します。

チリやアルゼンチンは、他の地域に比べアクセントに特徴があり、同じスペイン語話者でも聞き取るのが難しいそうです。

治安

ホンジュラスは中米の中でも治安が悪いとされる国の一つで、数年前は「世界一殺人率が高い国」と言われていました。特に都市部では犯罪のリスクが高いとされています。ただし、すべての地域が危険なわけではなく、適切な対策を取ることで安全に過ごすことも可能です。

1. 治安の現状

犯罪発生率は高め

  • 殺人発生率は世界的に見ても高い(特に都市部)
  • ギャング(マラス:MS-13やバリオ18)による犯罪が多発
  • 強盗、スリ、詐欺、誘拐などの被害も報告されている

地域による差が大きい

  • 危険な地域:首都 テグシガルパ、最大都市 サン・ペドロ・スーラ、港町 ラ・セイバ の一部
  • 比較的安全な地域:観光地の ロアタン島コパン遺跡マルカラ などの田舎の町

夜間の外出は特に危険

  • 夜は強盗や誘拐のリスクが高まる
  • 人通りの少ない場所は避ける

各地域の治安の状況によって、JICAでは適切な安全対策措置が取られています。

例えば、首都テグシガルパでは徒歩移動は禁止。タクシーによる移動も流しのタクシーではなくUberのみと規定があります。

隊員が派遣される地方の地域は、比較的安全な地域が多く徒歩移動も可能です。JICAの規定を守り、個々が安全対策を徹底していれば、安全に過ごすことができます。

国民性

ホンジュラス人は、陽気で親しみやすく、人間関係を大切にする国民性を持っています。中米ならではの温かさや文化的特徴があり、日本人とは違う価値観や生活習慣も見られます。

また、他の中南米諸国と比較して、シャイで温厚な面もあります。今まで海外を歩いていると、「どこから来たの?」「日本人なの?」と知らない人から質問攻めにあうことも多々あったのですが、ホンジュラスの人は最初はあまりガツガツと話しかけず、こちらが挨拶すると笑顔で色々話してくれる、ということがよくあります。

これも、ホンジュラスの中で地域差があるようで、ホンジュラスの西部の地域の方が、より温厚でシャイな傾向にあるそうです。(日本の東京と大阪のような感じでしょうか?笑)

他の隊員の任地を旅行した際は、地域によった人柄の違いを肌で感じることも多いので面白いです。

ホンジュラスの人に共通して見られる国民性としては、

🏡 ホンジュラスの人々は陽気で温かく、家族や友人を大切にする
🎶 音楽やダンスを楽しみ、人生をポジティブに生きる人が多い
🕰️ 時間にルーズで、仕事のスピードはゆっくり
💡 ホスピタリティ精神が強く、困っている人を助ける文化がある

などが挙げられると思います。

アジア人だからといって差別せず、温かく受け入れてくれるホンジュラスの人々が大好きです☺️🩷

まとめ

ということで、今回は私の任国ホンジュラスについて書いてみました✏️

少しでも多くの方にホンジュラスを知っていただけるきっかけになれば嬉しいです✨

それではまた、Adiós👋

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